1st

 「謎」

1997.12.03

 
 記念すべき最初の小松作品。
 「謎」というタイトルの割には、内容はそれほど謎っぽくない・・という謎が。
 それでも2曲目あたりは、音楽の理論から離れて自由に作っているような
 感じもする??
 
 未歩さん自身が謎に包まれている、という伝統(?)は、現在も続いています。
 

 

 

注 意

 
 ・コード(
#####bbなどの記号)については こちらへ。
 ・Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロについての説明は
こちらへ。

 ・作曲と作詞は、どの作品も小松未歩さん自身です。
 

 

01

 Dream' in Love

編曲

 明石 昌夫      
  コード Aメロ ### Bメロ ### サビ ### Cメロ ###
                       
 アルバムの1曲目らしく、アップテンポで#3つ(イ長調)の明るいメロディ。
 前向きな感じの路線。
 「謎」というアルバムタイトルの割には、メロディはいたって普通。
 ただし歌詞は謎。シュールなフランスシネマ、呪文、リライチャ(?) などなど。
 

 

02

 おとぎ話

編曲

 明石 昌夫      
  コード Aメロ ** Bメロ b サビ b Cメロ
                       
 最初から独特のメロディが出てくるけれど、よく聴いてみるとどこがサビなのか
 よく分からない、不思議な展開の曲。
 メロディの構成からいうと、この曲がアルバムの中では一番の「謎」。
 転調も多く詞も難しい、つかみ所がないなど「おとぎ話」という題名にぴったり。

 (注) どれがサビだか分からないので、Aメロ、Bメロとかの位置については独断で決めました。
 Aメロ→揺さぶり〜 Bメロ→夕べ見た〜 サビ→もう神も仏もない〜 Cメロ→今夜くり出そう〜
 

 

03

 謎

編曲

 古井 弘人      

 1st single

コード Aメロ ## Bメロ ## サビ bbb Cメロ ##
               

初めは

##

   
 初期の代表曲。アップテンポ。

 かなり異色なメロディで 1stシングルとして売り出し大ヒット。
 大ヒットした曲は、なぜか前向きで明るいものが多いような気がしませんか?
 

 

04

 傷あとをたどれば

編曲

 古井 弘人      

 2nd single c/w

コード Aメロ bbb Bメロ bbb サビ bbb Cメロ bbb
                       
 アップテンポで明るい曲調ながら、歌詞が悲しい?ものは、これからも数多く
 出てくる。この曲もメロディだけをとれば#2個のニ長調で、明るい曲にも取れる。
 歌詞にしても、「このまま歩き続けて 振り返らずに」、といった感じで前向きな
 感じを誘うものもあるけど、聴いていると前向きには聞こえてこない??
 

 

05

 輝ける星

編曲

 古井 弘人      

 2nd single & 14th c/w

コード Aメロ bb Bメロ bb サビ bb Cメロ bb
                       
 古いレコードをかけた時のような音から始まるこの曲。バックの演奏がとても印象的。
 輝ける星というタイトルらしく、ちょっぴり悲しげなメロディに合わせて歌詞もロマン
 チックなものに。
 メロディは悲しげに聞こえるけれど、実は♭2つの変ロ長調で明るい曲のはず。
 

 

06

 alive

編曲

 古井 弘人      
  コード Aメロ bb Bメロ bb サビ bb Cメロ #bb
                       
 メロディがゆったりしているだけにアルバムの中では、けっこう影が薄い??
 歌詞は、けっこう元気づけてくれる系統って感じがします。

 次からは、セルフカバー曲が4曲続きます。
 未歩さんは、けっこう考えに考えて曲順を入れ替えているようですが、セルフカバーが
 ここに4曲固まったのは、単なる偶然なのでしょうか?
 

 

07

 錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう

編曲

 明石 昌夫      

 セルフカバー曲

コード Aメロ bb Bメロ bb サビ bb Cメロ bb
                       
 AメロとBメロとで、歌い方をちょっと変化させているのが面白い。
 それにしても、よく男向けの曲をセルフカバーしようと思いついたもので。
 結構、アレンジャー泣かせ?
 

 

08

 青い空に出逢えた

編曲

 明石 昌夫      

 セルフカバー曲

コード Aメロ ### Bメロ ### サビ ### Cメロ ###
                       
 イ長調なので一見すると明るい曲のはずが、実はものすごく悲しい曲。
 最初に聞くと、元気づけてくれる応援歌と勘違いする人も多そう(私もそうでした)。
 4曲目に続いて、「実は悲しい系」の曲。

 個人的には、こういう系統の曲が未歩さんの真骨頂のような気がします。
 2番と3番の間奏で流れる爆音(?)のギターも、もの悲しさに拍車をかけていたり。
 

 

09

 この街で君と暮らしたい

編曲

 明石 昌夫      

 セルフカバー曲.

コード Aメロ ##### Bメロ ##### サビ ##### Cメロ #####
               

最後は

b

   
 11月23日コード変更。
 
 最初からテンポよく進んでいく曲で、聴いていて心地よい。
 この曲に限らず未歩さんの曲は、序盤のAメロ・Bメロから魅せるものが多い。
 Aメロを着メロにしてほしい、と思っているファンも多いのでは?
 

 

10

 君がいない夏

編曲

 明石 昌夫      

 セルフカバー曲

コード Aメロ ## Bメロ --- サビ ## Cメロ ##
       

1番だけ

bbbbb

   

1番だけ

bbbbb

   
 これも#2つのニ長調で明るいはずが、実は悲しい曲。
 1番は 変ニ長調ですが2番に入ると、半音あがって ニ長調に転調します。
 そしてアウトロで 変ニ長調に戻ります。
 
 原曲を聴いたことがないのですが、どんな感じなんでしょうね。
 

 

11

 MY SOUL

編曲

 古井 弘人      
  コード Aメロ b Bメロ --- サビ b Cメロ b
                       
 最後を飾るのは、ニ短調の悲しいメロディ。 このアルバム唯一の短調の曲。
 どこか幻想的なBGMが味わい深い。
 それにしても、どの曲をとってもファーストアルバムとは思えないほど奥深い。
 ファーストアルバムからこれだけ気合いを入れると、後が続かなくなっても良さそうなものですが!
 

 

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