8th 

 「 小松未歩8 〜a piece of cake〜 」

2006.04.26

 
 ちょうど1年3ヶ月ぶりのアルバム。
 
 今回は、新曲6曲を含む全12曲構成。
 12曲という曲数は、未歩さんのアルバムでは史上初。
 新曲が半数も入っているのが、うれしい。

 正直言って、期待以上のアルバムだと思いました。
 それでは、一曲ずつ。 (コードは調査していません)
 

 

 

注 意

 
 ・コード(
#####bbなどの記号)については こちらへ。
 ・Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロについての説明は
こちらへ。

 ・作曲と作詞は、どの作品も小松未歩さん自身です。
 

 

01

 蒼い夏

編曲

 古井 弘人      
24th single c/w コード Aメロ 未調査 Bメロ   サビ   間奏  
                       
 厳しい選考をくぐり抜け、見事カップリング曲、それもシングル収録3曲目の曲でありながら、堂々の
 アルバム入りを果たした、この曲。
 これが入ったら浮くだろう、と思ってあけれど、これを1曲目に入れて景気づけを図ったんですね。。
 そろそろ夏か・・・

 シングル曲は、シングル曲紹介のほうでご参照ください。(手抜)
 

 

02

 deep grief 

編曲

 小林 哲      
  コード Aメロ   Bメロ   サビ   間奏  
                       
 
 意味が分からないので、辞書で調べたら・・・なんか暗そうな曲だと(=深い悲しみ?)。
 「I〜誰か」 ぐらい悲しいのか?と思いきや。
 実際に聞いてみると、メロディそのものは変ホ長調(=壮大、英雄的)で、それほど悲しみを感じさせない。

 でも、歌詞は・・・本人にとってみれば、 たしかに deep grief ですね・・・
 
 

 

03

 恋になれ...

編曲

 大賀 好修      
26th single コード Aメロ   Bメロ   サビ   間奏  
                       
 

 

04

 my darling

編曲

 大賀 好修      
  コード Aメロ   Bメロ   サビ   間奏  
                       
 
 いわゆる「うたぐり」をテーマにした曲ながらも、そのメロディはとてもポップだ。
 
 1番の歌詞だけ見ると、心はとっても不安定。
 でも2番に入ると、彼氏に背を向けたことへの淋しさか、はたまた悟りを開いたのか、だんだんと
 この主人公、前向きで冷静な女になってゆく。

 ラストでは、疑り深い彼にした責任が半ば自分自身にあるとの、なんとも可愛げな自己分析、
 そして、行きつくところは最後の4文字。

 イントロ、アウトロが長いわりには、曲全体でも 3分10秒台。
 1stアルバムに戻ったかのような、力強いボーカルが印象的でした。
 バックのクリスタルガラスみたいな音も、曲にマッチしてます。
 

 

05

 はるのきおく

編曲

 岡本 仁志      
  コード Aメロ   Bメロ   サビ   間奏  
                       
 
 前作アルバムでは diplomacy にハマってた台湾の友達、イチオシのナンバー。
 個人的にも、名曲ぞろいのアルバムの中にあって、この曲が一番好き。
 岡本さんの所属する GARNET CROW の曲も聴いてみようか、って思ったほど。
 
 曲の入り、サビへのつなぎ、終わり方、メロディと歌詞のつながり・・・
 長野オリンピックに例えれば、スキー・ジャンプの船木和善選手みたいな優等生(?)

 映画のエンディングにでも、採用してくれないかな。
 

 

06

 神様はジッと見てる

編曲

 麻井 寛史      
  コード Aメロ   Bメロ   サビ   間奏  
                       
 
 しっとりとした1曲をはさんだ後は、ふたたびポップなラテン調。
 メロディは、アニメとのタイアップが合いそうな気もしますが。。

 RECHANCE, 恋になれ...のforestバージョンの麻井さん編曲。
 今回は、未歩さんをクスッと微笑ませるようなサブタイトルは無かった (cf. 公式サイト 6th)

 タイトルから、「温かく見守っている」 のか、 「悪いことしてるとバチが当たるぞ」 なのか
 勝手に迷っていたけど、どうやら・・・前者なのかな?
 
 この時代に、この主人公のような考えが持てる女性は何人いるんだろう。(笑)
 

 

07

 あなた色

編曲

 古井 弘人      
25th single コード Aメロ   Bメロ   サビ   間奏  
                       
 
 

 

08

 I just wanna hold you tight

編曲

 小林 哲      
24th single コード Aメロ   Bメロ   サビ   間奏  
                       
 

 

09

 不機嫌になる私

編曲

 大賀 好修      
セルフカバー曲 コード Aメロ   Bメロ   サビ   間奏  
                       
 
 岩田さゆりさんに提供された曲のセルフカバー。
 オルゴール主体で、繊細な感じのする岩田流(強そう・・;) に対して、小松流はアップテンポで
 リズミカルな曲調。

 「ねぇさゆりちゃん、今度アルバムで、私が歌ってる不機嫌を入れたいんだけど、いいかなー」
 「もちろんですよー^^、あの時は、ほんっとーに、ありがとうございましたー!」

 とかいった、微笑ましいやり取りがあったのかと思うと、思わず泣けてくる。(?)

 歌はほとんど、岩田さんの歌と変わった所はなし。
 なお、前奏とアウトロを抜いた正味の歌っている時間は、岩田さんが3分43秒、未歩さんは3分19秒でした。
 

 

10

 向日葵の小径

編曲

 岡本 仁志      
25th single c/w コード Aメロ   Bメロ   サビ   間奏  
                       

 蒼い夏とともに、厳しい競争を勝ち抜いてアルバム入りを果たした、カップリングの名作。
 構想から1年を費やしたかいがありましたね。。

 
 

 

11

 アナタノ手

編曲

 古井 弘人      
  コード Aメロ   Bメロ   サビ   間奏  
                       
 
 洋楽のような前奏。
 サビの部分とか、いかにもアルバムの終盤にふさわしい、ちょっと悲しげなメロディ。
 
 この曲も、男泣かせの繊細な歌詞。
 「心が空回る」とか、うまい表現ですね。。

 ただ単にボーッと座っている男の隣で、彼女がこんなことで考えをめぐらしてたら、なんかイヤだな。
 それに・・・最後、、手をふりほどいちゃうんですね。
 これでもし、男のほうが逆に
 
 「コイツがいるから、いまの俺はやっていけるんだ」
 って気持ちでつき合ってたとしたら、、泣くに泣けない。

 

12

 涙のあとに

編曲

 池田 大介      
  コード Aメロ   Bメロ   サビ   間奏  
                       
 
 アルバムの最後に、壮大な曲。
 未歩さんの 6thアルバムとか、ゆずの「1~ONE」のような構成。
 
 こういう壮大な曲が最後に来ると、「次作はちゃんと出るんだろうか・・・?」 って余計な心配を
 したくなるのがファン心理?

 私がとやかく言うまでもなく、最後を飾るにふさわしい、音楽だと思います。

 

 

BACK