メロディのコード(調)って?


簡単に言うと、
ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド (
ハ長調) と、ソ-ラ-シ-ド-レ-ミ-ファ#-ソ (ト長調) って似ているけど
ちょっとイメージが違ってきますよね。

これが長調と短調の違いになると、もっとイメージが違ってきます。
同じ「ド」からはじまる音階でも、
ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド (
ハ長調) と、ド-レ-ミ♭-ファ-ソ-ラ♭-シ♭-ド (bbb ;ハ短調) を比べてみると
明らかに、短調のほうが悲しいメロディラインになります。

このように、メロディコードによって曲が悲しくなったり、活発なものになったりします。
つまり曲の創作当初に、どんな感じの曲に仕立て上げようとしていたのか、少しだけ分かってきます。

なお、*、#、bb などは、楽譜でいうとこうなります(一例)。

##

♭♭♭

曲の全体を通して、同じコードのまま進行していくことも多いですが、
曲の途中でコードが変わることも多いです。
たとえば、サビの部分の繰り返し部分で半音上がったり(移調)、
Bメロとサビの間でコードが変わったり(転調)するものが多いです。

楽譜の読みかたや、音階などについての説明はこちらのページの「音楽理論、楽典」の項が詳しいです。

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