2003年 12月 沖縄 → 北海道 3

 実は、中学校のスキー教室以来、13年間スキーをやっていません。
 服装からスキー場のレンタルショップから、いろいろネットで下調べ。

 

3日目。

12月 13日  ホテル→札幌駅→キロロリゾート→小樽(夕景)→札幌(夜景)→ホテル泊

 

今日の午前中は、13年ぶりのスキー。
睡眠不足だと怪我をするので、最大限寝て、朝食をとらずに8時前にチェックアウト。

スキー場は、ホームページがチャチくない所を選びました。
HPがチャチいと、レンタルスキーもチャチくて、すぐ故障しそうなイメージがあったから。

札幌国際あたりも良かったものの、修学旅行生で混雑するらしいので、若干遠くにあって
設備も整っていそうな
キロロリゾートに決める。

連絡バスが札幌駅8時半とあったものの、札幌駅のどこからバスが出るのか分からない。
それを探すために、すこし早めに出発した。
キロロ行きのバスは、札幌駅バスターミナルの18番から出ているようだ。

18番乗り場に着くと、カップル・女性グループだらけ。自分は男1人。
場違いを悟る(笑)
まあこれは予想していたことなので、ひたすら我慢。

札幌駅 8:35発。
車中は5〜6割方の乗客といったところ。 あまり混んでいない。
さっそく、朝食として
鮭おにぎりを食す。
「食」へのこだわりも何もあったもんじゃない。
どこにでも売ってるし。

 


バスの車窓1 【非拡大】

バスの車窓2 (小樽市街)

バスの車窓3

 

運転手が、10:08到着予定と告げる。
やけに細かいんだなぁ・・・と思っていたら、
実際に到着したのは 9:45。
謎。

邪道なことに、革靴しか持ってきていなかったものの、
これは問題なかったです。
バスを降りたら、すぐ建物でした。

 

付録コラム 3

   スキーに必要なもの

 
 スキーを日ごろからやっている人には当たり前の内容でしょうが、ついでなので
 一応書いておきます。 長いので、興味ない人は読み飛ばしちゃってください。

 まず服装を。
 
 たいていのスキー場なら、スキーウェアの下に着るインナーは2種類で充分だそうです。
 体から近い順に、 1stレイヤー
2ndレイヤー スキーウェア という具合。
 これは、スノーボードでも同じ。
 
 1stレイヤーは、普段のTシャツでもいいのですが、思いのほか汗をかくスキー場では
 滑っているうちに冷たくなって、風邪をひきやすくなります。
 なので、汗をかいても保温効果が高い、ヒートテック素材がいいそうです。
 
 ユニクロに行けば、上(長袖)・下(タイツ)あわせて 3,000円ほどで手に入ります。
 実際に買ってみましたが、ユニクロの製品とはいえ案外、着心地が良い。
 常連スキーヤーでなければ、この程度で充分なんじゃないかと思います。
 
 2ndレイヤーは、どこにでもあるジャージとかフリースでいいようです。
 ただし、氷点下15度を下回るような所なら、もう1枚着重ねることも。
 上にウェアを着るので、どんなに転んでも中が濡れることはありません(足元以外)。
 
 ソックスは厚手のもので、タイツとジャージを足元の部分で一緒にしまいこめる位に
 大きさに余裕があればなお良いとのこと。(足元がもっとも濡れやすいから)
 
 帽子は、ニットキャップが良いらしいです。 レンタルしていない所も多いです。

 手袋(グローブ)も、レンタルしていない所も多いです。 買うなら、防水加工のものを。
 でないと、スキー中ずっと手が濡れて冷たくなってきます。
 
 スキーウェアは、たいていのスキー場でレンタルがあります。準備は不要。
 特別なことがHPに書かれていない限り、予約不要だと思います。
 私の行ったキロロでは最新モデルのウェアを借りるときだけ、身分証明が必要でした。
 大きさはMとかLとかありますが、店員さんに聞いてみるのが手っ取り早いでしょう。
 
 ゴーグル。これは高くつきます。
 キロロではレンタルがなかったので、実際にショップで買ったら 8,500円もしました。
 もっと安かったものは、お子様向け。。 これは最大の出費になるでしょう。
 
 基本的に、体に直接つけるものは、あまり現地でもレンタルをしていないようです。
 ゴーグルは高いですが、何回かやるのであれば安物買いせずに、ある程度性能の良い
 もの (曇らないとか、UVカット仕様とか) を買ったほうがいいと思います。

 あと、買う前に店員に頼んで、ためしに装着させてもらうのも重要です。
 大きそうなものを見つけて、買う直前に実際につけてみたら全然小さかった、なんてことが
 ありました。
 
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 次にスキー、スキーブーツ、ストックの外部用品、これは通常レンタルがあります。
 大きさは、係員の人が教えてくれます。
 
 スキーブーツは、きつく締めたほうがいいです。
 靴ひものゆるんだスポーツシューズで走るのと同じく、足に疲労がたまるばかりか、
 うまく止まれなくなります。

 

スキーって、お金かかるんですね・・・(汗)

レンタル代は、ウェアとスキー用具あわせて1日で 5,000円〜6,000円くらい。
最後にリフト代は、1日で4,500円くらい。
私の買った4時間券だと、どちらも2割くらい安くなる。
これに往復の交通費を入れると、レンタルで済ませても福沢氏が2枚飛ぶ勢いです。

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まずは、250mのファミリーコースで腕試し。
ファミリーコースは、一番なだらかで楽なゲレンデ。
なので、午前中は親子連れとか、修学旅行生とかでけっこう混みます。

3回くらい滑って、こんな感じかなーと思って、別のゲレンデに移動。
余市第1・Bコース(初級; 2,050m)。
5分ほどゴンドラに乗り(長っ!)、そのあと下まで滑り降りる。

挫折。

いや、、、こりゃダメだ。
ちょっと滑るだけで加速がついて、止まれなくなる。
3〜4回ターンするのが限界。
こんな調子だから、いちいち止まりつつ、滑り終わるまでに何十分もかかっていた。

全長 5,000mの朝里パノラマコース(初級)も行きたかったけど、こんなんじゃとても無理。
初級コースでこの状態だから、もうファミリーコース(250m)しか行くところがない。。
ブーツをきつく締めていなかったせいか、足がものすごい疲労していたのでロッカールームでしばらく休む。

休んでいるうちに、
「せっかく来たんだから、ずっとファミリーコースだけ滑ってればいいかぁ、」
って気持ちになり、昼食を抜いてそのままファミリーコース(250m)に。

ここなら余裕で滑れる。
午後なので、ファミリーコースはかなり空いてきた。
ここでまた3回ほど滑る。
4時間券の時間切れまで、あと50分になっていた。

次の瞬間、再び余市第1・Bコースに向かう自分がいた。
長いゴンドラに揺られている間は後悔しまくったが、もう遅い。
それにしても、最大斜度25.4度で初級コースって・・・

午前中よりは、数段うまくなってきた。
一気に300mくらいは滑れるようになった。
このコースは、谷の向こう側に山並みが連なり、ものすごく景色が壮観!

と、油断した瞬間。
転んだ拍子に、スキーが外れてしまう。
まあ、これはよくあること。

ところが、スキーが足にはまらない。
何回やっても、ビンディング(?)がびくともしない。
ブーツの裏についた雪を全部払い落としたり、いろいろやってみてもうまく行かない。

結局、ビンディングの部分に雪が固まっていたのが原因だった。
初歩の初歩だけど、これに気づくまでに20分かかる。
大幅なタイムロス。

携帯は、壊れるといけないのでコインロッカーに置いてきたけど、イザというときの
連絡手段としては必須アイテムなんですね。
こんなことで呼びたくはないけど、現地のゲレンデガイドには緊急連絡先の番号が書いてあります。

やっぱり、シロウトが手を出すべきではなかったですね(汗)
それでも設備は整っていて、初心者にも使いやすいスキー場ではあったと思います。
急いでレンタル用品を返しに行き、14:25の小樽行きバスにて帰還。

 

小樽駅に着いて、まずは駅構内のアサヒビール園 「グルメランド小樽」 で遅い昼食。
ラーメンと寿司のセット。 寿司のほうは、小樽近海で採れた魚を使っているらしいです。

ちょうど夕方になってきたので、小樽オルゴール堂での買い物がてら、夕方の風景を写真に収めてきました。

 


メルヘン交差点

小樽オルゴール堂

小樽運河

 

小樽のあたりは、重厚なつくりの建築物が多いことで有名。

冬場でも15分に1本、小樽のちょっとした名所を循環しているバスが出ています。
手っ取り早く小樽のロマンチックな雰囲気を味わうのならば、
冬なら午後4時前からの夕暮れの頃に回るのがベストかと思います。

小樽は夏よりは冬、 昼よりは夕方・夜のほうが雰囲気が出ると思います。
土産物の店では、北一硝子とかオルゴール堂あたりは冬、それも12月が一番良いです。

 

電車で札幌に戻り、そこから地下鉄南北線で隣の駅、大通駅へ。
毎年12月になると、「札幌ホワイト・イルミネーション」 という催しをやっています。

 


札幌テレビ塔(奥)

ホワイト・イルミネーション

ホワイト・イルミネーション
     

ライトアップされた木(中央:テレビ塔)
【非拡大】


このあと、また札幌駅に戻って
駅ビルのタワー展望台38階に
上ってみました。

そこからテレビ塔の方向を見ると
右の写真のようになります。

テレビ塔の高さは147mで、
こちらのタワー展望台の高さは
160mです。


ひときわ明るい道路は「駅前通り」
テレビ塔から横に伸びるのは「大通」

 

今夜の宿泊は、北広島プリンスホテルという所。
札幌市の郊外にある、広大な森の中に建つホテルです。

 

 

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