香港 : 2004年 7月

 

最後のページです。

たった2泊3日、時間にしてわずか 49時間の滞在でしたが、そこで感じたこととか
書いてみたいと思います。

 

カオルーン・ホテル 2

 
 翌朝は、また朝食のバイキング。

結論からいうと、さすが大規模なホテルだけあって品数が豊富です。
リッツ・カールトンの3倍はありました。
日本風なおにぎりとか、もちろん中国朝粥もあります。

ただ、スタッフは少し不慣れなところもありました。
皿を取りに行っているだけなのに、テーブルごと片付けようとしたり。

でも、これって判断が難しいんですよね。
客が席を立ったのは、ただ料理を取りに行っているだけなのか、それとも帰ろうとしているのか、
判断が難しいのはたしかです。
そのためにナフキンを椅子の上に置いてみたのですが、中国ではそれは「俺、帰るから」って
意味になるのか??

あとは、果汁のオレンジジュースが少し安っぽいかな・・・って所。
すごい偉そうですね>自分
ただ、値段を考えると、上出来すぎる内容ではあります。

 

チェックアウトの段になって、この滞在中はじめて日本語のできるスタッフに出会った。
日本語って、なんて簡単な言語なんだろう・・・と意味不明にも感動。

カンタンにしゃべれる言語がひとつでもあるっていうことは、すごい幸せなことだと思いましたよ。

 

最後に・・・いろいろ、どうでもいい情報など。

 

おみやげ

 

中国茶、洋服、バッグ、なんでもあり。
逆に、これといった名物というものがない。

あと、意外に喜ばれるのは、日本語の学習本とか、現地の新聞。
面白いです。

 

買い物 豆知識

 

駅の売店でガムなどを買うとき、たまに 「一買一送」 と書いてあったりします。
こrは、1個の値段で、2個買えるということ。
だから、1個だけ買うことはできず、店員さんに「もう1個選んで」とか言われます。

あと、「九折」という表示をよく見ました。あれは1割引という意味だそうです。

 

夏には必ず必要になるのが、ペットボトル。
これは、現地のコンビニに行けば簡単に手に入るのですが・・・

困ったことに、ほとんどの飲み物が砂糖入り

烏龍茶も、お茶も、片っ端から砂糖が入っている。
砂糖なしのペットボトルを探すには、ただの水を買うか、もしくは
「無糖」と書かれたものを探し出さなければならない。

これは、けっこう骨が折れますよ。


やっと見つけた無糖の飲み物。
拡大して見ると、「無糖」と書いてあります

 

そのかわり、買うのは簡単です。
セブンイレブンだと、オクトパス・カードで買い物ができ、小銭を出す必要がありません。

店員さんは、値段を広東語で言うので、レジの数字を見る必要があります。
でも、日本だって同じですよね。
わざわざ日本のコンビニのレジ店員が、価格を英語で言ったりするわけないですから。

 

 

治 安

 

そんなに悪くないです。
駅のコンコースに、平気で銀行のATMがあったりします。

ただ、唯一ヤバいかな、と思ったのは、夜10時過ぎのセントラルで、
「請問 (チェーンマーン; ねえちょっとー) ・・・」

と声をかけられたこと。ヤバそうだったので軽く会釈して、歩き去った。
それ以前に、広東語分からないし。

まあ、夜10時は香港では遅くない時間帯だそうですが、それでも気をつけるに
越したことはないですね。。

 

 

為替相場

 

空港の両替店、香港中心部のATM、クレジットカードの3者を比較してみました。

 

月 日

場 所

レート お得か?
07.04  香港国際空港 外貨両替店 15.15
07.04  シティバンク 尖沙咀支店ATM 14.61 やや得
07.05  恒生銀行 セントラル駅構内ATM 14.59 やや得
07.05  クレジットカード 14.26
07.06  クレジットカード 14.27

 

レートというのは、たとえば10,000円が 660香港ドルになるならば、レートは約15.2 ということ。

難しい話ですが、レートの数字が小さければ小さいほど、同じ日本円でも
香港ではたくさん買い物ができる、ということです。

日本で両替をすると、さらにレートは悪くなります。
できればカードを使え、ってことでしょうか?

空港での両替は必要最低限にして、あとは現地の銀行で両替をするのが得策。
ええ。
そう簡単にできれば、世話ないんですけどね。(笑)

空港で両替するにしろ、どっちみち英語は必須なので、最低限の表現は押さえておいた
ほうがいいかもしれません。

 

 

人の習慣

 

現地の人を観察していると、、やはり会話好きな人が多いです。
大阪の雰囲気に似ています。

香港は、英語教育が盛んなこともあって、会話にも英語が混ざります。
たとえばショッピング・モールのような外来語は、カタカナ発音ではなく、英語のような発音の仕方をします。

あと、前のページでも触れましたが、、「バイバイ」っていう人が多いです。
日本語で「バイバイ」っていうのは、特に男の場合は、、人をバカにするときぐらいしか
使いませんけどね(笑)

 

これは香港に限りませんが、会話の途中で舌打ちする人が多いです。
特に芸能人なんか、よく舌打ちします。
かの女性スター、ケリー・チャンでさえ、よく舌打ちしながらしゃべります。

もちろん、不快感を示しているわけではなく、これはしゃべりながら考えたりするときの
合図だと思います。

 

これも香港に限りませんが、「あぁ?」とか、「はぁ?」とか、上がり調子で
物をたずねる人が多い。
これも決してケンカを売っているわけではない、というか文化の違いなんでしょうね、これは。

 

 

帰 国

 

やっとというか、たった丸2日の滞在で、なんでこんなに書くことが多いのか
自分でも理解に苦しむうちに、ようやく終章になりました。

 

香港の空港は、ものすごい広いので時間には充分なゆとりをもって
行ったほうがいいです。

帰りもJAL便。
「翼にかからない窓際の席で」と言ったのに、翼ギリギリの席を用意してくれた・・・(笑)
無料航空券の客は、こういうところで冷遇されますね。。

本当は、書き足りないこと、もっとたくさんあります。
それくらい、海外旅行って密度の濃い体験ができるってことなんだと思います。
ハマって金欠に陥らない程度に、ぜひ生きている間に海外をいろいろ満喫してください!

 

Bye bye!! 関東近海の上空

 

こんな長くなった旅行記を、最後まで読んでくださって本当に感謝!!

 

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