香港 : 2004年 7月

 

 

機 内

 

驚いたのが、機内サービスの良さ。
サービスといっても、特別礼儀正しいとか、そういうことじゃなくて
ともかく飲み物がすごいのなんの。

国内線の機内ではワインはおろか、ビールも飲めないのに (せいぜいジュース程度)
国際線では、アルコールが当たり前のように出てくる。
おまけに、食後には暖かいコーヒーとか紅茶まで飲むことができる。

まるで小学生のときに 「お小遣いは500円までよ!」 と言われていたのが
中学に入って、とたんに 「3,000円までOKよ!」 と指示されて
カルチャーショックを受けているような感覚。(?)

それ以前に、飛行機の中で食事ができるのだから国際線は凄い。
たかだか4時間弱のフライトなのに、食事まで出るとは。。。

しかも、自分はタダ乗りの客だってのに。

ところで、国内線ではめったにお目にかかれない 「パーソナルテレビ」 が
座席の前についていた。これは見ていて楽しい(笑)

 

 

成田を出て約10分。
電車では2時間かかったのに・・・
ワインは、赤か白かも選択可能。
しかも、ボトルで来て仰天。
JAL 7月の日本−香港線の
ドリンクと機内食メニュー。
     
 
沖縄の島々を過ぎると、台湾。   10,000メートルの景色?
     
     

 

香港と日本とでは、時差がある。とはいっても、1時間だけれど。
日本が12時ならば、香港は11時。

到着30分前に、入国カードを渡される。
外人(香港人じゃない人) は、これを書いて入国審査に出さなくてはいけない。
ガイドブックを忘れてきたので、書き方が一部わからず、キャビン・アテンダント(旧称スッチー?)に
聞いたら、丁寧に教えてくれた。
JALの飛行機なので、ここではかろうじて日本語が使える。

そして香港時間1時半、ついに日本語の通用しない香港に到着した。
ここで2泊する。

 

機場快線

 

香港入国 (実際は中国だけれど、中国とは別の国扱いされる)。

降り立ったサテライトから、メインターミナルへは電車で移動する。
ここにあるアナウンスは、すでに日本語ではない。
広東語と英語だけだ。

広東語とは、普通の中国語(北京語)と同じような書き方ではあるけれど
発音がまったく違う言語。
それは青森と鹿児島の方言の違い以上なので、中国語を学んでも話すことはできない。

日本で少しだけ広東語の勉強をしたけれど、そんなものはほとんど用をなさない。
だけれど、これがタクシーに乗るときに役に立った。(後述)

 

ターミナルビルに着いた後は、税関と入国審査。
はっきり言って、フリーパスだった。
よく聞かれる、「目的は?」 「観光です」 などのやりとり一切無し。

それが済んだら、日本のカウンターで預けた大きな荷物を受け取って終了。
あとは、外国の波に飲み込まれるだけだ。

 

着いて最初にすることは、両替。

ところが、空港での両替は、市内中心部の銀行に比べてレートが悪いと言う。
なので、必要最小限にとどめる。
10,000円札が、660ドル(香港ドル) になった。

たかが両替なのに、日本語は使えない。
授業以外で英語を使ったことがないので、伝えるのに四苦八苦した。

ここから香港の中心部までは、地下鉄、2階建てバス、タクシーがある。
最初は、景色を見ることができるバスで行くつもりだった。
だけど飛行場でウロウロしていたら時間がなくなったので、一番速い地下鉄に変更。
アホだ。。

 

香港地下鉄(MTR)。

路線図 (別窓で表示)

空港(機場)から、香港の中心部へ行くには、
機場快線という路線を使う。
日本語でいえば、エアポート・エクスプレスみたいなものか?
日本語じゃないけど。

 

香港には、「オクトパス・カード(八達通)」 というカードがある。
日本語でいえば、タコ・カード。
注:クモはspiderでしたね・・・間違えてた。

日本のJRでいうSUICAとか、ICOCAみたいなやつ。

そのSUICA型カードに、3日間地下鉄乗り放題で、機場快線には1回だけ乗ることが
できる追加機能のついたカードが、$220 (3,000円ぐらい) で売られている。

これを買って、すかさずその機場快線に乗り込む。

席は自由席で、どこに乗ってもOK。
適当に乗ったら、隣に日本人がいた・・・

あとは香港人のおばちゃん3人組。
電車の中で携帯を使ったり、大声でしゃべったり楽しそう。
(香港では、電車内での携帯は構わない)

この電車は、時速130kmくらいで飛ばし、終点の香港駅までわずか25分くらい。
日本でも、これくらい速く市内に行けたらいいのに。

 

 
空港近くの景色。
 
  自分が今どこを走っているかが
分かります。便利。
     
座席の前についているモニター。 日本語の説明も出ました。 これは中国語と英語の説明。

 

香港駅に到着して、改札を出るとすぐにタクシー乗り場があった。

香港が初めての人は、ここで大人しくタクシーに乗るべきだった。
私は歩いてホテルに向かおうとしたけれど案の定、道に迷った。
ビルだらけで、自分がどこにいるのかまったく分からないから。

ちなみに、1泊目のホテルはリッツ・カールトンのシティービューの部屋。
大阪のリッツ・カールトンよりは若干安く泊まることができる。
 
やっとの思いでホテルに着き、チェックインして荷物を置く。
ホテルのことなどは、次回に。

実はこの後、現地の方(面識なし・笑)と待ち合わせをすることになっていた。
街を案内してくれ、とこちらが強引にメールでお願いしたのを、引き受けてくれたのだ。

ところで、なんだか乗り物図鑑みたいなページになってしまった(笑)
次回は、いよいよ香港中心部へ。

 

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