2004年 2月 豪華! みなとみらいの地下鉄 (後編)

 
 前編に続き、それぞれの駅のつくりを紹介していきます。
 
 

 

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 ガス灯、アイスクリームなどは、ここ馬車道が発祥。
 文明開化の地、馬車道駅の壁は、その大半がレンガです。
 職人さんが、手作業で積み上げていったんだそうです。
 
 レンガに囲まれ、光に照らされて、温かみのある駅です。
  

 

 

 

馬車道駅は、海からもけっこう近いです。
付近には、港っぽい?たたずまいの建物も。
 
  入り口はガラス張り。
ここから中に入ってみましょう。
 
     

 

入り口からレンガが積まれています。
下のほうには、いくつか照明がありますが、
レンガが光に当たると、温もりが感じられます。
  駅は2層構造。
そして、改札口の付近は巨大なドームに
包まれています。
     

 

改札の中に入ると広いスペースがあり、
そこを歩いてホームへ向かうことになります。
 
  ホームの両サイドの壁は総レンガ。
柱の色、中央のボードの色までレンガ色で
統一されています。
     
   
・・・と思いきや、イスはアクリル製。
古い中にも新しいものあり、って意味??
電車を待っている間の心地よさは一番でした。
   

 

 

 

 
 ここは、役所などが密集する駅ということで、ほかと比べても
 それほどインパクトのある駅ではないです。
 これといった特徴もなく、デザイナーさんは悩んだことでしょう。
 
 ちなみに、こうやって駅の表示板を載せているのは、駅ごとに
 字体(フォント)が微妙に違っているのが面白いからです。
 

 

 

 

この駅で気に入っている風景がこれ。
建物の一部が、そのまま駅の入り口に。
店の看板がなければ、なお良かったのですが・・・
  改札口の近くに、ちょっとした広場が
ありました。
 
     

 

駅の中に3枚だけある「壁画」。
帽子を目深にかぶって船を見つめる人が
かわいいです(笑)
  どの駅にもあるのですが、音声案内機。
 
 
     

 

この駅では、直接ものを照らさない間接照明を
ふんだんに使っています。
 
  とはいえ、やっぱりインパクトに欠けるような
気がしますね・・・駅そのものに特徴がある
わけじゃないから、仕方ないですが。
     

 

 

 

 
 終点、元町中華街です。
 このあたりも名所が多く、乗降客が多いと予想されます。
 開業初日は、みなとみらい駅以上の乗降客があったそうです。
 
 デザイナーズマンションのように、コンクリートがむき出しになって
 いるデザインが特徴的です、、が、それ以前に入口が狭すぎます。
 これはデザインとは関係ない話ですが、休日ごとに大混雑が予想
 されるので、行かれる方は気をつけて頂きたいと思います。
 

 

 

 

案内図。
 海が近い。
 
  中華街に一番近い入口。
それなのに、この狭い入口はまずいだろう・・・
開業初日は、ここもパニックになっていた模様。
     
 

エスカレーターでホームに下りる開放的な
デザインは、大阪の心斎橋駅を思い出させる
デザインになっています。
  逆にホームから、エスカレータを見上げた所。
コンクリート壁に向かって、吸い込まれて
行くようです。
     
 

壁面には、明治時代の横浜など
いろいろな昔の写真が、グレースケールで
プリントされています。
  照明は、ホームではなく壁のほうを向いて
いますね。ここも一種の美術館のような駅を
目指してつくられたのだと思います。
     

 

 

 

横浜中華街 (濱唐人街)

 
 番外編です。
 中華街駅まで来たので、そのまま中華街へ行ってみました。
 
 

 

 

 

中華街東門。   画面中央にのびる道路が、メイン通り。
     

 

メイン通り。平日の昼間でもこの混雑。。   メインから1本外れた通り。
     

 

横道に外れた、小さな「市場通り」。
門の下にある「恭喜発財」の文字は、
中国の新年挨拶で、「お金がたまりますように」。
  「市場通り」沿いの店は、昼間でも
ほとんどが行列を作っていました。
 
     

地下鉄開通を祝った中華菓子「月餅」。
電車の形をしています。

 
cf.
濱觀光景點 (繁體中文)

 

 

急ぎ足で見てきましたが、いかがでしたでしょうか!
個人的には、駅の内装を見てみるだけでも乗る価値はあると思います。
運賃は180円〜200円、1日乗車券で450円と若干高めですが・・・。

不況の世の中にあって、よくこれだけ豪華なものができたものだ、と
感心すること間違いありません。

 

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